平成書体は、ワープロ専用機・パソコンなどの情報機器向けに、日本語の標準的なフォントとしてデザイン・開発されたスクリーンでも印刷媒体でも使えることを前提に開発されたフォントです。平成書体は、平成明朝(へいせいみんちょう)、平成角ゴシック(へいせいかくゴシック)、平成丸ゴシックと3種類のフォントが販売、提供されています。
平成元年に開発されたので「平成角ゴシック」と名付けられました。ウェイトはW3から10まで用意され本文組みから見出し、大見出しまで使用できます。現在Adobe Fontsからは4書体提供されています。(2022年1月現在)また同時期に開発された明朝体「平成明朝」もAdobe Fontsから配信されています。
特徴は仮名(ひらがな、カタカナ)の大きさ。漢字と同じくらいの大きさに近づけるように、ふところを広く仮想ボディいっぱいのサイズにデザインされているので、フォントサイズを上げて組んだ時に、あまりガタガタしない印象となり、見出しにも使いやすい書体となっています。
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