「Lato」はGoogle Fontsから提供されている、ポーランドのタイプデザイナー「Łukasz Dziedzic」によるフォント。18種類のファミリーで構成されています。定番書体の「FrutigerやAvenir」に似ていることで世界的に有名になり、人気となったフォントです。「Frutiger」と比較すると大文字が幅広いプロポーションでデザインされ、小文字の「g」と「y」のデザインが大きく異なりますので、似ていない文字があることも考慮して使用するのをオススメします。
歴史的に長期間使用され、今でも人気の「Avenir、Frutiger」に似ており、ウエイトやバリエーションの豊富さもあり、尚且つ無料でGoogle Fontsで使用できるので「Lato」は世界的に人気を博してる書体です。
似ている3書体を比較してみました。大文字の「G」と「Q」と「R」、小文字の「g」と「y」、数字の「1」を比較するとデザインの差がよくわかります。
Avenir(アヴェニール)は、アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) さんによって1988年にデザインされた書体です。フランス語で「未来」を意味し、特徴は幾何学的フォルムを用い、FuturaやErbarといったサンセリフ書体からインスパイアされ制作されています。2007年にはモノタイプ社(当時ライノタイプ社)の書体デザイナー小林章さんと協力しウエイトを増やし、合字等、文字数も増加させた新しいバージョンの「Avenir Next」がリリースされています。現在Mac OSにも標準で「Avenir Next」がシステムフォントとして搭載されています。
Frutiger(フルティガー)は、アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) さんによって1968年にデザインされ自身の名前を冠し発売されたフォントです。フランス・パリの「シャルル・ド・ゴール空港」の案内標識向けに開発されたこの書体なので、遠くから見たときの視認性に優れ、瞬時に判読でき、直線的、幾何学的ではなく、どこか丸みや筆の雰囲気が残ったデザインです。欧米では定番書体となっています。特に空港や駅などの案内用標識などに用いられるほか、印刷物でも幅広く利用されています。
よりよいサイトを目指してWikipediaのように「フォントを愛する方、詳しい方から」の情報提供や修正依頼を募集しています!
「原稿をこうして欲しい! 修正して欲しい! リンクの修正依頼・ご意見等」ございましたら、
お手数ですがこちらの改善依頼フォームからご連絡願います!