日本でもグラフィックデザイナー、Webデザイナーに人気かつ有名なフォントFuturaですが、数多くのフォントベンダーが開発し販売しているので、様々なバージョンが存在します。Adobe Fontsでは「Paratype」というファウンダリーがデザインした「Futura PT」が配信されています。Adobe CC契約者なら追加料金なしでFuturaがデスクトップ上のフォントとして、またWebフォントとしても利用できるので嬉しい状況です。
オリジナルのFuturaは歴史的には、1927年にドイツのバウハウス(美術学校)で非常勤講師をしていたPaul Renner(パウル・レンナー)が「Bauer Foundry」のためにデザインした書体です。幾何学的形態を用いて「バウハウスの美学」を表現した書体とも言われています。
Bauer Foundryが開発したFuturaは幅広いウェイトの種類があり、当時からFuturaは人気を博し本文用のみならず、見出し、タイトルと共にもちいられていました。キリル文字に使用できるFuturaが1995年にParaTypeで開発されました。(デザイナーはVladimir Yefimov)そして2007年には(デザイナーはsabella Chaeva)オリジナルのFuturaと1995年に開発したキリル文字のFuturaを追加し、同時にデザインを改訂しアルファベットとキリル文字がうまく馴染むようにリデザインされています。
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