世界的に人気、定番書体のDIN。Adobe Fontsから配信されているDINは「DIN 2014」、「URW DIN」と2種類あり、こちらは「DIN 2014」。18種類のファミリーから構成されており、幅狭の「Narrow」という名前のついた「Condensed(コンデンスドフォント)」も提供されています。
Paratype社から2015年に発売されたフォントです。DINはその人気から、様々な会社から販売されていますが、ディテールが異なるので細かいところにこだわりたいデザイナーさんは色々なDINを比較する必要があります。
丸ゴシック体のDINも存在していて、Adobe Fontsから「DIN Rounded」は配信されていませんが、似ている「DINosaur」が提供されています。
・DIN 2014 Rounded (Paratype.com)
・FF DIN Round(MyFonts.com)
URW DINとDIN 2014の違いは、アルファベットの「O・Q」(特に大文字)、数字の「0」、を比較するとわかるのですが、「DIN 2014」が丸みを帯たデザイン。「URW DIN」が直線的にデザインされています。どちらがいい、悪いということではなく、使用する際にどちらがイメージがデザインとして適切かどうか検証する必要があります。特にQ数(文字サイズ)を大きく使う場合は印象を大きく変わるので、2書体で検証するのもオススメです。メールアドレスで使用する「@(アットマーク)」もデザインが結構違うので気になる方は比較してみてください。
世界的に長年、人気の書体ですが、日本でもDINは人気の書体。最近では「東京オリンピック」のロゴで使用されたり、プロダクトデザイナー深澤直人さんデザインの「±0」のロゴ、 「UNIQLO」で使用されているコーポレートフォントのベースとなっていることでも有名です。
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