現在Adobe Fontsから提供されている欧文ゴシック書体のNiveau Grotesk。2013年にHVD Fontsからリリースされた現代的なクリーンなイメージのゴシック書体です。ファミリーも豊富で、特筆すべきは小文字が大文字に似たバージョンのスモールキャピタル(Small Caps)も用意されており全部で18種類も提供されています。ゴシック書体でスモールキャピタルがあるフォントはなかなか無いのでデザイナーさんも仕事で導入しやすいフォントとなっています。
Niveau Groteskは古典的な19世紀の書体の影響を受けており、フォントは幾何学的な形に基づいています。直線的な構造のため、大きなサイズでも使用できますが、印刷物でも画面上でも、小さなサイズや長いテキストでも非常に読みやすくなります。
文字への情熱にあふれた若いグラフィックデザイナー、Hannes von Döhrenが設立した HvDは、クライアント、代理店、専門家と協力して仕事に取り組む定評あるフォントメーカーとして発展してきました。創作活動そのものを原動力に、FF Mark, Pluto, Reklame Script、Brandon Grotesqueなど、遊び心とプロ仕様のバランスに優れ、常に専門技能に裏打ちされた一連の書体を生み出してきました。HvDの原則の1つは、光学面および技術面の両方で最高品質のフォントを提供したいということです。
自社主導で書体を開発するだけでなく、ルフトハンザ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、ウォルマートなどのクライアント向けの特注の書体デザインプロジェクトも手掛けてきました。またご参考までに申し添えると、当社が開発した書体は、これまで、iF Award、Red Dot Award、またCertificate of Excellence in Type Design (Type Directors Club NY)など、複数のデザイン賞を受賞しています。
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